




AIMYON 18th SINGLE
ビーナスベルト
2025.10.22 WED RELEASE
RELEASE

「ビーナスベルト」
投稿キャンペーン開催中!
TRACK LIST
M1
ビーナスベルト
M2
おじゃまします
M3
ビーナスベルト(Instrumental)
M4
おじゃまします(Instrumental)
購入特典
【先着購入者特典】
ビーナスベルト オリジナル缶バッジ

- サイズ:直径57mm
- 6種の中から絵柄ランダムで1種プレゼントいたします。
- 特典は数に限りがございます。無くなり次第、配布終了となります。
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メガジャケ(240mm×240mm)


MUSIC VIDEO
あいみょん - ビーナスベルト【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
あいみょん – ビーナスベルト【very very short movie】
OFFICIAL INTERVIEW
あいみょん流の王道J-POPを更新する
「ビーナスベルト」
「誰かの思い出やエモーショナルな
気持ちを引き出したい」
あいみょんが10月22日に通算18作目となるシングル「ビーナスベルト」をリリースする。7月にデジタルでリリースされた「いちについて」をはじめ、これまで数多くのドラマや映画の主題歌を書き下ろしてきたあいみょんだが、ノンタイアップの曲がCDシングルになるのは、2018年の「マリーゴールド」以来、実に7年ぶりとなる。
あいみょん:「ビーナスベルト」は「いちについて」と同時期にできていて、先にリリースされたのは「いちについて」なんですけど、作ったのはこっちが先なので、本当の30歳初めての楽曲は「ビーナスベルト」なんです。もともとスタッフさんと「タイアップ関係なく、面白い曲を作りたいね」みたいな話をしてて、横ノリだったり、テンポの速い曲も作ったりしていて。その流れで、たまたまこの曲ができて、ディレクターの高倉(壮一郎)さんに聴いてもらったら、「めちゃいいぞ」と言ってくださって、それで動き始めた感じです。なので制作時期も「いちについて」と被っていて、「いちについて」のレコーディングより「ビーナスベルト」のジャケット撮影の方が先だったり、それぐらい熱量的にも早く聴かせたいし、「これはいいぞ」っていう気持ちで動いてました。
タイアップに対する考え方みたいなのは、スタッフさんともよく話すんですよ。もちろんすごくありがたいことではあるんですけど、曲をリリースするときに「タイアップついてないんだ?」みたいな話になるのって、ちょっと変じゃないですか。アーティストはそもそもタイアップ関係なく曲を作るので。なので、ドラマのタイアップとかがありがたいものなのは重々理解しつつ、そのドラマを食うぐらいのいい曲を、まずは自分が作らないとなって、改めて思ったんです。自分には「マリーゴールド」という大きな成功例もあるから、ノンタイアップでもヒット曲を出すことはできると思ってますしね。ただ「今回はノンタイアップにチャレンジしよう」みたいなことではなく、たまたまこのタイミングですごくいい曲ができたから、純粋に早く聴いてほしいなって。
これまでもあいみょん楽曲を数多く手がけてきた田中ユウスケによるサウンドプロデュースの「ビーナスベルト」は、あいみょん流のJ-POPをさらに更新する一曲。恋愛の高揚感と、その裏側にある切なさや不安を同時に描きつつ、相手に対する強い想いが伝わってくる歌詞と、それをポップに表現するメロディーはまさにあいみょん節だが、ウォール・オブ・サウンド風のアレンジは新鮮で、懐かしさと新しさが同居している。
あいみょん:私にとっての王道J-POPっていうジャンルの曲が、30歳のタイミングでまた新しく出てきて、それがすごく新鮮だったし、歌詞もよく書けたので、「やっぱり私といえばここでしょ」っていう曲を改めて聴いてもらえたらなって。私っていうアーティストの中には、横ノリもあり、フォークもあり、歌謡もあり、いろいろあると思ってるんですけど、その土台になるような、私の中のJ-POPっていうジャンルをまたみんなに聴いてほしいですし…エモーショナルになってほしい気持ちもあります。
自分が大好きな曲って、歌詞に書かれている情景や出来事が、実際に自分が経験してないのに、なぜか懐かしいと思えるもの、なぜかエモーショナルに感じるものなんですよね。人間はどこかで懐かしさを求めている気がするし、「エモい」っていう言葉が流行ってるのも、それを体が求めてるからで、そういうエモーショナルな気持ちをリスナーから引き出したい。金木犀やジャスミンの匂いを嗅いだときに心が刺激されるように、曲で誰かの思い出やエモーショナルな気持ちを引き出せたらなってすごく思います。
<明らかに染まる 君の頬 泣いたりしたんだろうな 隠せてない>。馴染みがありそうで、でも明らかに聴いたことがない言葉を組み合わせながら、2人の関係性を聴き手に想像させるこのサビの歌詞が、「ビーナスベルト」の世界を象徴している。
あいみょん:最初に<明らかに染まる>を思いついて、そこからまずサビを作りました。<明らかに染まる>がサビになるのか、Aメロになるのか、Bメロになるのかは、自分でも作ってみないとわからないんですけど、<明らかに染まる>に乗ったメロディーがサビっぽかったから、とりあえずサビを作って、<蹴り飛ばした想いを教えて>まで書けたら、その後は2Aを作るつもりで作るんです。そうすると1Aが書けるんですよ。Aメロから作るときもあるんですけど、サビから作るときは一回サビを歌って、その流れでAメロを作らないと上手くハマらなくて。だから、出だしの<夕方に語りかける鳥のように>も、1サビを歌った流れで、そこから言葉が出てきたんです。
あとはその情景からの連想ですよね。<崩れた砂場に 残る跡>で、登場人物が2人いるから、「じゃあ、この2人は公園の東屋で喋ってるのかな?」みたいな、自分の曲なんですけど、謎解きみたいに作ってる部分もあります(笑)。こういう作り方はそれこそ「マリーゴールド」の頃から変わってなくて、麦わら帽子の後ろ姿がマリーゴールドに見えたから、その情景をもとに、空想の中の物語を形にしていく感じなんですよね。
<つまり僕にまだ可能性が有ることも 君の表情見てれば分かったよ>。「男性目線のラブソング」という形式も、あいみょん的王道J-POPを強く印象付ける。
あいみょん:令和ロマンのラジオだったと思うんですけど、リスナーの方からの「なんで女性アーティストが男性の気持ちを歌うのか?なんで最近のバンドの男の子は女の子の気持ちを歌うのか?」みたいなメッセージを読み上げてたんです。「女性なら女性目線、男性なら男性目線の曲の方が書きやすいはずなのに、なんで?」って。でも私は男性目線なんですけど、女性軸で書いてるつもりなんですよ。ときどき「なんで男の気持ちがわかるの?」って言われるけど、それは男から言われたことを逆転させて書いてるからで、私はそこに面白さがあると思っていて。でも実際には「なんで俺の気持ちわかるの?」とかって、意外と言われたことないんです。よく言われるのは「あいつた(愛を伝えたいだとか)」くらい。それはやっぱり私が女だからやと思いますね。
「ビーナスベルト」という印象的なタイトルは、「日の出前や日没直後に、太陽と反対側の空に見られる淡いピンク色の光の帯のこと」を意味する。
あいみょん:タイトルはめっちゃ悩みました。よくあるルールにのっとると、サビのどこかにある歌詞を持ってくるとかだと思うんですけど、なかなかしっくりこなくて。でも<明らかに染まる 君の頬>をタイトルでも回収したいとは思っていて、泣いたから顔が赤いのと、あと空の光に照らされて赤いのは、普通に考えれば夕焼けじゃないですか。歌詞でも<夕方に語りかける鳥のように>って言ってるし。でもオレンジじゃないねんなと思って、家にある空辞典とかネットで調べたときに出てきたのがビーナスベルトで、「めっちゃ響きいいけど、これってなんやろ?」と思ったら、青と紫とピンクのあの空で、「見たことある!この色や!」と思って、それでタイトルにしました。空の意味合いと歌詞がかかっているわけではないんですけど、歌詞で描かれている情景はこの色に染まっててほしいと思ったんです。
ジャケットにはビーナスベルトに向かって、<ゆるやかに伸びるこの坂>を駆け上がっていくようなあいみょんの後ろ姿が描かれている。前作が「いちについて」だったことを思えば、「よーいどん!」で走り出したようにも見えるが、それはただの偶然とのこと。しかし、30歳になって、ひさびさにノンタイアップのCDシングルを出すというタイミングを考えれば、挑戦を続けるあいみょんの姿勢を表したようにも感じる。
あいみょん:タイアップがなくても聴かれる曲を作れたら、それが一番ミュージシャンとしては自信になると思っていて。平成の最後にノンタイアップでヒットしたのは「マリーゴールド」くらいのはずで、それはこれから先もずっと自慢してると思います(笑)。なので、「ビーナスベルト」もこれまでの曲と同じようにたくさんの人に聴いてほしいですし、頑張りたいですけど、ノンタイアップだと背負うものがない分、多少は気が楽なので、そういう良さもあるにはありますね。今の時代はSNSからヒットが生まれることもあるし、そこには希望や夢があることも若い子に伝えていきたいです。
2曲目の「おじゃまします」にはお馴染みのアイゴンこと會田茂一に加えて、あいみょん楽曲には初参加となる長岡亮介が共同プロデューサーとして名を連ねているのも大きなトピック。カントリー風の曲調で、巧みなギタープレイも聴かせてくれている。
あいみょん:アイゴンさんにこの曲を頼みたいと思ったら、「長岡くんとやるのはどうかな?」って提案してくださいました。長岡さんとは…お兄ちゃんと曲を作ってる感じの雰囲気といいますか(笑)、あとアイゴンさんとのバランスがすごく良かったです。アイゴンさんがちょっとミスしても、「それもおしゃれ!」みたいな、そういう感覚でアレンジしてもらった楽曲でもありますし、私が「もっとこうしてもいいですか?」っていうのも、「もちろん、どうぞどうぞ」っていう感じで受け入れてくれました。この曲のレコーディングではドラムの伊藤大地さんもはじめましてだったんですけど、アイゴンさん、長岡さんと、個性強めの方が集まったので、歌詞に出てくるちょっと変な、猟奇的な女にもぴったりなんじゃないかと思って(笑)。
<掴みたいあなたの秘蜜 あなたが守るべき秘蜜>。「おじゃまします」では、浮気を疑って男性の部屋に忍び込む女性の心情がユーモラスな筆致で描かれる。
あいみょん:未だに「誰もその視点で書いてへんかったな」っていう曲が書きたくて。こうやって浮気を疑ったり、疑心暗鬼になる女の子の曲はたくさんあると思うんですけど、これに関しては、男はただただクリーンで、女がひたすら疑心暗鬼っていう、こういう視点の曲は他にないと思うんです。あと<汚れはもう私の味方です>は、女性からするとあんまりない感覚だと思います。彼氏の脱ぎっぱなしの洋服とか、掃除してない部屋とか、最初は嫌だったけど、今はそれが安心材料。部屋が汚ければ汚いほど、女の影がないっていうことですから。なので、汚れは自分の味方になるけど、でも自分の手は汚れていく。「おじゃまします」はそういう曲ですね。
11月からはこれまでワンマンライブを開催したことがない場所を回る特別なツアー「AIMYON TOUR 2025+ “ヘブンズ・ベーカリー”」がスタート。そして、その期間中の11月30日からは、いよいよメジャー10周年目に突入する。
あいみょん:10周年は一つの節目ではあると思うんですけど、区切りっていう意識はあんまりないので、「ありがとう」を言いに行きましょう、お礼を言いに行きましょう、ぐらいの感じでいます。まあでも、10周年となると、お祭りはお祭りですよね(笑)。私が楽しむというよりも、みんなに楽しんでほしい。「応援しててよかったな」とか「好きでよかったな」とか、再確認してもらえる10周年にしたいですね。
TEXT:金子厚武
CONTENT CALENDAR
- 09/15MON
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【YouTube】
very very short movie公開 - 10/10FRI
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【YouTube】
very short movie公開 - 10/22WED
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0:00〜
18th Single「ビーナスベルト」Release
【YouTube】Official Audio公開19:45〜20:00
【Instagram】MUSIC VIDEO 公開直前生配信 ※あいみょん参加あり20:00〜
【YouTube】
「ビーナスベルト」MUSIC VIDEO公開20:05〜21:00
【YouTube】生配信「ビーナスベルトーク」※あいみょん参加あり21:00〜23:00
【Stationhead】リスニングパーティー ※あいみょん参加あり
Release Day Timeline 詳細はこちら
